プログラミングスクールの費用はどのくらい?
未経験からプログラミングスクールでプログラミングのスキルを身につけたい!そんな人が多くいます。しかし、プログラミングスクール選びでこんな悩みを抱えていませんか?
・プログラミングスクールの費用はどのくらいなの?
・プログラミングスクール選びで失敗したくない
・プログラミングスクールの費用をできるだけ抑えたい
プログラミングスクールは費用や特徴がさまざまで迷ってしまうのは仕方ないと思います。
そこで本記事では、プログラミングスクールの費用やスクール選びのコツを解説します。
この記事を最後まで読んで、ぜひ自分に合ったスクール選びの参考にしてみてください。
プログラミングスクールの費用相場は?
プログラミングスクールでスキルを身につける場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
費用は各プログラミングスクールによってさまざまです。
そこで、おすすめのプログラミングスクール5社のスクール費用をまとめてみました。
コースによっても費用が変わってくるので、あくまで目安としてみてくださいね。
スクール名 | SAMURAI ENGINEER | TECH CAMP | Tech Academy | DMMWEB CAMP | GEEKJOB |
費用(税込) | 165,000円~ 1,287,000円 | 657,800円~ 877,800円 | 99,000円~ 635,800円 | 690,800円~ 910,800円 | 217,800円~ 437,800円 |
受講期間 | 4週間~ 48週間 | 10週間~ 6カ月 | 12週間~ 24週間 | 12週間~ 24週間 | 8週間~ 12週間 |
上記を見てわかる通り、プログラミングスクールの費用は各スクールやスクールのコースによってピンキリです。
費用だけを見てしまうと、「安いスクールでできるだけ費用を抑えたいな」と思われるかもしれません。
しかし、費用が高いスクールにはそれ相応の理由があります。
費用だけでスクールを決めてしまうと、スクール選びを失敗してしまうことにもなりかねません。
そのため、それぞれの違いをしっかり理解しておく必要があります。
プログラミングスクールの費用が高額な理由3選
なぜ各プログラミングスクールはこれほどまで費用に差が出てくるのでしょうか。
その理由は、各スクールによってカリキュラムやサポート体制に特徴があるからです。
基礎的な学習や独学で進めるようなスクールであれば、費用は安くできます。
反対に高度なスキルを身につけられるカリキュラムが用意されていたり、講師によるサポートが万全であれば費用も高くなります。
そのためスクール選びの際は、今後の自分のビジョンに合わせて決めていく必要があります。ここからは、プログラミングスクールの費用が高くなる3つ理由を詳しく説明します。
充実したサポート体制
充実したサポート体制とは例えば、
・講師と1対1でミーティングができる
・受講中は質問がいつでもできて悩みを解決できる
・転職・就職活動の支援が手厚い
などが該当します。
サポート体制の充実度は、プログラミングスキルを短い期間で高めるために重要な要素です。
独学で進める自信のない人や就職・転職を確実にしたい人はサポート体制をしっかりと確認しましょう。
講師やメンターなどの採用
プログラミングで挫折する人は独学の人が圧倒的に多いです。
そのため、各プログラミングスクールでは講師やメンター制度を取り入れているスクールが多いです。
受講形式にもよりますが、講師やメンターの人件費が発生するとどうしても費用も高くなってしまうのです。また、高いスキルを学べるスクールでは現役のプロ講師が採用されていて、さらに費用は高くなります。
高いスキルが身につく教材・カリキュラムの製作費
プログラミングが使われるIT業界は年々凄まじい進化を遂げています。
技術革新が目まぐるしく、数年前の技術はすぐに使い物にならなくってしまうこともあります。
そのため、カリキュラムや教材も最新の技術に合わせて更新していく必要があります。
教材を使いまわしできずその都度更新しているため、制作費用の分だけ費用は高額になってしまいます。
プログラミングスクールの費用がバラつく理由は?
次に、プログラミングスクールの費用がバラつく理由を詳しく説明します。
受講形式・カリキュラムの違い
受講形式は主に、「オンライン・オフライン」「独学ベースか・講義ベースか」といった違いがあります。
オフラインの場合、通う教室代がかかるため必然と費用は高くなります。
また、現場ですぐに使える高度なスキルを学びたい場合は、カリキュラムの質も高くなるので必然と費用も高くなるのです。
このように、スクールによって受講形式やカリキュラムが異なるため費用のバラツキが出てきます。
サポート体制の違い
費用が高額な理由でも説明しましたが、サポート体制の充実度によって費用のバラツキは発生します。
「転職・就職の保証がついているか」「質問はいつでも対応してもらえるか」「挫折しそうなときに相談できる環境になっているか」など、サポートが充実すればするほど費用は高額になります。
プログラミングはただでさえ挫折して学習をあきらめてしまう人が多い分野です。
自分の学習意欲や目標に合わせて、サポート体制の充実度も決める必要があります。
採用先の企業から紹介金をもらっている
採用先の企業から紹介金をもらっているスクールでは、費用が無料もしくは格安で通うことができる場合もあります。
受講生からスクール費用を払ってもらうのではなく、人材育成費用をプログラミング会社からいただいているからです。
他にも、無料で受講した卒業生を協力会社へ入社させるプログラミングスクールもあります。
どちらにしても、無料や格安で受講するので卒業後の進路が決まっている場合が多いです。
費用が安いからといって、安易にスクールを決めてしまわないように気をつけてください。
プログラミングスクールを費用以外で選ぶポイントは?
スクール選びのポイントは、費用以外の面もしっかり見極めることです。
そこで、スクール選びのポイントで費用以外の大事な要素について説明していきます。
スクールの詳しい費用体系を確認する
プログラミングスクールを受講する場合、受講費用以外にもさまざまな費用が発生します。
・入学金
・入会金
・教材費
・パソコン代
・通信費
など、スクールによってどこまで自己負担が発生するのか確認しておく必要があるでしょう。
例えば、教材費は自分で購入するようなスクールもあるので、どこまでの費用がカリキュラムに含まれているのか確認しておくことが大切です。
もし公式サイトを読んでも分からない場合は、直接問い合わせて聞いてみてください。
受講を始めてから「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも受講内容の確認は念入りに行いましょう。
目的に合ったカリキュラムのスクールを選ぶ
プログラミングを学ぶ理由は、「まずは基礎を学びたい人」「高度なスキルを身につけたい人」「短い期間でスキルを身につけて転職したい人」などさまざまです。
以下を参考に、自分の目的に合ったスクールを選ぶようにしましょう。
サポート体制(転職・就職支援や案件紹介)
サポート体制は自分の目的を達成するためにも大切です。
以下を参考に自分にはどんなサポートが必要か確認してみてください。
・就職・転職を目指しているのであれば、就職・転職保証や職務経歴書の添削サービスのサポート
・フリーランスとして活躍したいのであれば、案件紹介を行ってもらえるサポート
・挫折しないように相談に乗ってほしいのであればメンターのつくサポート
サポート体制が思っていたのと違う場合、思うようにプログラミング学習を進めることができずに挫折してしまう可能性もあります。
各スクールによって特徴があるので、自分に合ったサポート体制を選びましょう。
学べる言語・身につくスキル
学べる言語の種類はスクールによって異なり、「Web系」「ゲーム・アプリ」「通信系」などの目標によって使用するプログラミング言語が変わります。
「どんな言語を習得すればいいのか迷ってしまう」という方は、需要が多く学びやすいJavaScriptやPHP、Ruby、Javaあたりの言語から始めてみるのがよいでしょう。
すでに学びたい言語が決まっている人は、選んだスクールでその言語が習得可能か確認しておきましょう。
支払い方法が柔軟かどうか
プログラミングスクールの費用は決して安い金額ではありません。そのため、分割払いが可能か、返金保証制度はついているかなどあらかじめ調べるのが大事です。
特に、分割支払い回数はよく確認しておかないと支払い遅延といった大きな問題に発展してしまう可能性があるので気を付けましょう。
プログラミングスクールの費用を安くする方法
プログラミングスクールのなかには通常の受講費用より安く受講できるスクールも存在します。ここからは、少しでも安く受講できる方法について解説していきます。
スクールの割引制度やキャンペーンを利用する
プログラミングスクールによっては、期間限定のキャンペーンや割引制度を実施している場合があります。
詳細は各プログラミングスクールのHPやブログを確認するのが確実です。
また、無料カウンセリングを受けてから期間内の申し込みで割引してくれるスクールもあります。
入ろうか迷っているスクールの情報は頻繁に確認しておき、安いタイミングで受講を開始するのも一つの手です。
情報は見逃さないように目を光らせておきましょう。
国の教育訓練給付金制度を活用する
プログラミングスクールの中には、専門実践教育訓練給付金の対象になっている講座があります。
対象講座は「第四次産業革命スキル習得講座」と認定されており、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図ることを目的とした制度です。
対象の講座は、支給条件を満たすと講座費用の最大70%(最大56万円)が後日支給されます。
例えば、DMM WEB CAMP COMMITの専門技術コースは通常910,800円です。給付金を適用すれば56万円が戻ってくるので35万円程度で受講が可能ということになります。高額なスクールでもこの制度によって、破格の費用で学習することができるのです。
詳しい詳細事項については、「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」を参照してください。
独学で進められるスクールを選ぶ
スクールの中には、教材のみ提供して独学で学ぶ形式のスクールもあります。そのようなスクールでは講師から直接教えてもラ必要がないので、費用が相場より安いことが多いです。
ただし、独学メインのスクールではどうしても理解力が下がってしまうため、難易度の高いカリキュラムを提供しにくいというデメリットもあります。
費用を抑えてまずは基礎的な学習を進めたいという人は、独学のスクールを選択肢に入れてみましょう。
コスパ抜群なおすすめプログラミングスクール5選
プログラミングを学ぶなら間違いないといえる、コスパ抜群なスクールを5つ紹介します。
各スクールによって特徴が異なるので、自分に合ったスクール選ぶようにしてください。
SAMURAI ENGINEER
スクール特徴 | ・デビュー~フリーランスといったさまざまなコースあり ・マンツーマン特化のプログラミングスクール ・無料体験可能 ・現役エンジニア講師から学べる |
費用 | 165,000円~1,287,000円(コース・期間によって異なる) 【参考】297,000円(教養コース12週間プラン) |
学習言語 | HTML/CSS/Java/ Ruby/PHP/WordPressなど |
受講形式 | オンライン |
SAMURAI ENGINEERは、現役のエンジニアが週に1回(1時間)マンツーマンで講義をしてくれるのが特徴です。
講義をしてくれるエンジニアの他に、学習〜転職活動を管理してくれるコンサルタントもいるのでただの勉強で終わってしまう心配もいりません。
累計2万人以上の指導実績があり、受講者の90%が未経験者ながら転職成功率94.1%と高い数値を誇っている実績抜群のスクールです。
現役講師からの講義から高いスキルを身につけて、フリーランスとして活躍したい人にはぴったりのスクールといえます。
TECH CAMP
スクール特徴 | ・専門実践教育訓練給付金によって受講料が最大70%OFF ・3名体制のサポートによる転職支援 ・短期集中、夜間・休日どちらかの学習スタイルを選べる ・返金保証、転職返金保証あり |
費用 | 657,800円(短期集中×オンラインプラン) ⇒給付金適用後、197,340円 |
学習言語 | HTML/CSS/Ruby on Rails/JavaScript/ Python など |
受講形式 | オンライン |
テック・キャンプは、未経験者でも短期集中10週間でITエンジニアになれることを約束しているプログラミングスクールです。
技術に関して伴走してくれるプログラミング講師だけでなく、学習進捗を管理してくれる「ライフコーチ」と転職支援のサポートをしてくれる「キャリアアドバイザー」の3人体制で支えてくれるのが特徴です。
未経験から転職して、エンジニアとして活躍したいと思っている人におすすめのスクールといえます。
TechAcademy
スクール特徴 | ・通過率10%の選考に合格した現役プロ講師による指導 ・チャットで常に疑問を解消できる ・副業案件の紹介や転職保証あり ・コースや学習期間が豊富 |
費用 | 99,000円~635,800円 【参考】284,900円(はじめてのプログラミング12週間プラン) |
学習言語 | HTML/CSS/Ruby on Rails/JavaScript/ Python など |
受講形式 | オンライン |
テック・アカデミーは、副業でも「稼げる」ことを、転職は「内定」を獲得することに特化した実力派のプログラミングスクールです。
テック・アカデミーでは、幅広くコースが用意されています。
そのほとんどが1ヶ月〜4ヶ月の期間に応じた料金設定となっており、自分の学習スタイルに合わせた期間設定が可能です。
また、副業案件紹介や転職保証などもついており、受講後のアフターフォローが魅力的なスクールです。卒業後も安定的に案件や仕事をしたい人にはおすすめのスクールです。
DMM WEB CAMP
スクール特徴 | ・転職成功率98%の実績 ・ライフコーチ、キャリアアドバイザー、メンターによる安心のサポート ・未経験者に特化した学習カリキュラム ・短期集中コース、専門技術コース、兼業両立コースの3つから選択可能 |
費用 | 910,800円(専門技術コース) ⇒給付金適用後、350,800円 |
学習言語 | HTML/CSS/Ruby Ruby on Rails など |
受講形式 | オンライン |
DMM WEB CAMPは大手ならではの豊富な実績と、手厚いサポートが魅力のプログラミングスクールです。
HTMLやCSS、Ruby on Railsなどの言語に加え、専門技術としてAI教養かクラウド教養のどちらかを選択可能です。
質問し放題サービスや転職保証など、サポート面も充実しています。
充実した学習環境にて高い専門性を身につけられます。受講後、すぐに活躍できるような人材になりたい人におすすめです。
GEEK JOB
スクール特徴 | ・受講料がなんと0円(就職先の企業から成功報酬をもらっている) ・未経験者1000名の就職・転職実績あり ・最短22日で就職まで可能なスピード転職コースあり |
費用 | 0円(ただし、スピード転職コースは20代が対象) 30代以降は、プレミアム転職コース(税込437,800円)あり |
学習言語 | Java/Ruby/Ruby on Rails など |
受講形式 | オンライン |
GEEK JOBはキャリアサポートと転職保証が充実したプログラミングスクールで、スピード転職コースはなんと受講料無料です。
講座内容は実務に活かせるインフラ関連の言語やスキルの習得できます。基本的に関東周辺での就職が必要となるので、関東圏のエンジニア志望の人が適しているスクールといえるでしょう。
プログラミングスクールは自分に合ったスクールを選ぼう!
プログラミングスクールの費用は、スクールによって大きく異なります。
費用は安ければいいというわけではなく、自分の目的と将来の目標に合ったスクール選びが重要です。
どんなエンジニアになりたいのか、ビジョンを見据えたうえでプログラミングスクールを選ぶようにしましょう。